不妊症
不妊症
当院で不妊治療の対象となる方は、以下の条件を全て満たす方となります。
ご来院時にパンフレットをお渡ししています。
排卵日が近くなると子宮頸管粘液がやわらかくなり、精子が子宮内へ入りやすくなります。精子が受精できるのは約3日間(最長約1週間)、卵子が受精できるのは排卵から約1日間と言われており、排卵の数日前から排卵直後までが最も妊娠しやすい時期になります。
検査時期 | 検査内容 | 備考 |
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基礎体温測定 |
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超音波検査 | 卵胞の発育や排卵の有無を推測します。 | |
月経時以外 | クラミジア/ 淋菌抗原検査 |
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子宮頸管粘液検査 | 子宮頸管粘液の量と柔軟性(柔らかさ)から、精子の侵入しやすさ、排卵日、排卵の有無を推測します。 | |
(子宮頸がん検診) | 子宮頸がん検査は、1年以内に検査していれば必要ありません。 | 月経期 (3~5日目) |
ホルモン検査 (採血) |
女性ホルモンのバランスや、流産リスクにつながる甲状腺ホルモンの値を確認します。 |
月経終了後~ 排卵まで |
子宮卵管造影検査 (院外へご紹介) |
検査時期 | 検査内容 | 備考 |
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1時間以上 排尿していない時 |
クラミジア/ 淋菌抗原検査 (尿検査) |
人工授精前もしくは卵管通水検査前にはご来院いただき、クラミジア/淋菌の検査を尿検査で行いま す。 |
禁欲4~7日 | 精液検査 | 精子分析装置を用いて精子数、運動率、正常形態率等を計測します。 |
必要に応じて以下の治療を行います。
※検査・治療の途中でも体外受精が望ましいと判断した場合、又はご夫婦のご希望がある場合は、体外受精が可能な医療機関へご紹介します。
排卵日の予測まではタイミング法と同じです。排卵期に洗浄濃縮した精子を子宮内に注入します。
男性不妊や子宮頸管粘液低下のある方は、当初からおすすめする場合があります。
ご不安な点やご質問は医師、看護師が対応いたします。何かありましたらお気軽にスタッフまでお声掛けください。
皆さまが安心して治療を受けられますよう、尽力して参ります。
最終更新日:2024年11月1日